生きること

高校生の頃、お弁当を食べながらふと周りを見渡したら、自分のお箸使いの悪さに気がついた。
それからというもの、訓練を重ねること1年、やっと正しい持ち方になった。
あれから何年も経ち、海外で過ごす機会が増えた暮らしの中では欧米の人に持ち方を教える機会が増えた。
今度は、和食屋で外人の友達に「お箸を置く位置がなぜ横置きなのか?」
と聞かれてうーん?なんでだろうと、答えられなかった。

ある日のこと、自然療法の提唱者「東城百合子」」さんの本をめっくっていると、その答えに相応しい文章がああか書かれていた。
「お箸を縦ではなく、横に置くのは「神様と人間の境界線をあらわす」という意味から。
お箸の向こうは食べ物があり、それはお天道様さまからの頂きものである。
そして、そのおさがりを私たちは頂き、自分の「いのち」とさせて頂いているのだ」
と。

そう知ると「いただきます」の意味がより一層深くなり、ありがたい気持ちはお作法と言葉を介し、心身で感じられる様になる。日本人の精神性に触れ、日本人としての誇らしさと素晴らしさを改めて感じた「お箸」のお話でした。

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この写真は、五味調和の食事を頂ける宮崎県綾町にある「オーガニック郷田」の食事。
季節の旬がぎっしりとつまったごちそうの数々、心とからだに活力が湧いたのを覚えている。
その味が今尚、忘れられません。







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by ikimono-no-oto | 2018-03-02 12:43 | Body and Mind