チャールズ・チャップリン 70回目の誕生日に、

「自分への愛」

自分を愛すること
本当に自分を愛し始めたとき
私は知った
苦しみや悩みは
自分に警告しているに過ぎないということを
己の真実を見つめて生きよ、と
今、私にはわかる
それは真剣に生きることだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は理解した
機も熟しておらず、準備もできていないのを知っていながら

誰かに・・・たとえ私がその人でも・・・自分の望みを押し付けることが
いかに相手の面目を失わせることか
今、私にはわかる
それは自尊心というものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は思いとどまった
他人の人生を羨むことを
すると周りのすべてが私を促しているのに気が付いた
成長せよ、と
今、私にはわかる
それは成熟というものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は理解した
どんなときもどんな場合にも
適切なとき、適切な場所にいること
そして、起きることは
すべて自分にふさわしいということを

それからというもの、私は心穏やかになった
今、私にはわかる
それは自尊心というものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は思いとどまった
自分から自由な時間を奪うことを
そして未来のために絶えず壮大な企画を立てていることを
今していることは
楽しくて面白いことだけ
大好きで笑ってしまうことだけ
自己流に、そして自分のリズムで
今、私にはわかる
それは誠実というものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は自由になった
自分にとって健康的でないあらゆるものから
食べ物・人間・モノ・状況
そして、しつこく私をひきずり下ろすものすべてから
初め私はそれを「健全なエゴイズム」と呼んでいた
だが、今、私にはわかる
それは自分に対する愛というものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は思いとどまった
いつも自分が正しいと主張することを
すると以前のように誤らなくなった
今、私にはわかる
それは謙虚さというものだと

本当に自分を愛し始めたとき
私は拒んだ
過去にこだわり続けることを
そして未来に心を煩わせることを
今、私はこの瞬間を生きている
すべてが起きるこの瞬間を
毎日そうして生きている
そしてそれを
完璧さと呼んでいる

本当に自分を愛し始めたとき
私にはわかった
頭で考えたものは、心を貧しく、病ませることがあると
けれども、感情に助けを求めたら
理性にとって、素晴らしいパートナーになった
今ではこの結びつきを
真の叡智と呼んでいる

もう恐れなくていい
自分や他人との対立や葛藤、トラブルを
星だってときには衝突する
すると新しい世界が現れるのだ
今、私にはわかる
それが、人生だと


(70回目の誕生日に)
■チャールズ・チャップリン:1889年~1977年
映画監督・俳優

「心のマグネツトの秘密」 より抜粋させていただきました。
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著者リューディガー・シャヘ 訳:小川しょうこ
発行所:㈱飛鳥新社 
ISBN978-4-86410-127-1

私はこの本を手にしたその日から不思議なことがありました。ひらめきで動いてきたこれまでの事が一つになる瞬間が訪れました。そしてハートの扉が開かれました。
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by ikimono-no-oto | 2012-04-10 14:36 | カタルシス