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工房から木版を押す音がトントンとリズミカルに響いています。
「ビスミッラー」(=神のご加護のもとで・・・)
版木を片手に、目を閉じる職人。
呪文を唱えると、神秘的な幾何学文様が1枚1枚、Tシャツに映されていきます。
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染料が付いた文様部分を乾かすために、Tシャツを天日にあてます。
そして再び、先ほど使った木版とは違う文様の版木をTシャツに重ね、そして天日干し。
と表現したい色・柄の数だけ、この工程を繰り返します。
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今日は、朝から工房のスタッフ一名と一緒にマエロバラン染めをし、大地に広げて乾かし、よし!しばし休憩を、と思ったら、、、濃度が薄過ぎとだぞ!と職人の指摘があり、全て染め直すことに。
後染めでもしっかり色が入るようにするためには、この工程が大変重要なのです。
それにしても、今日も太陽の陽射しの強いこと。
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染がしっかり入るように、マエロバラン(媒染)の下染めが終わりました。

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青空の下で、照り映えるTシャツ。
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下染め後の流れは、
① 版木を選びながら、日本から持ってきた構図デザインを見ながら捺染師と話し合い。
② その文様に対し、どの配色が可能かをこれから始める工程を振り返りながら色を決めます。
③ 木版を捺し始めます。
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アウトラインの黒(鉄) → 防染をするところ(=柄を白地で残したい部分) → ミョウバン (赤に染めたい箇所)とTシャツに乗せたい最終色数に応じて、3つ ~ 5つの版木を重ねていくのです。
最終工程の下染めに備え、このように1柄を表現するためにいくつもの版木を捺していくのです。そして、文様をTシャツ一枚一枚にうつしていく長い工程に、大変な忍耐力を要される職人たち。
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まだ、アウトラインしか見せないTシャツでも職人の目には柔らかな草花色がTシャツいっぱいに広がっているんです。
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インドの木版捺染における歴史的な「アジュラック」の布職人にとって、Tシャツに捺染をすることは初の試み。世界各地からオーダーのある彼らに、何とか集中してこの作品に向き合ってもらうためにも私も積極的にガイドしていかないと。と、大変緊張感のある工房です。
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また、生地とTシャツの違いは、捺染前の下準備に手間暇がかかること。
・袋状になっているので裏写りしないように、間に新聞など挟むこと。
・Tシャツを台の上に固定するために、5cm間隔でピン止め。
・一枚のTシャツに2柄を使う場合、(例えば袖口と見頃の切り替えなど) 柄を移さないように新聞紙を置く。

たくさんの工程がありますが、素敵なTシャツができますように。
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10月にTshirtのsampleが出来たので1ヶ月間着用しながら、より夏らしいデザインへと色柄の変更をしながら、これから捺染職人と作品にしていきます。

機械織の生地にはその製造工程でオイルなどが付着している為、草花染にはその不純物を取り除く作業が必要とされます。

まず、最初の工程として、Tシャツ地を精製する為に、塩を加えた石鹸水に一晩つけ込みです。

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