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by ikimono-no-oto | 2011-09-21 22:50 | 旅の途上
8月27日から約2週間、おかげさまで展示会が終了しました。
ありがとうございました。
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今回の草木染めのスカーフ展では全てが一点ものでどれもが魅力的でしたが不思議と、一人ひとりの個性にピッタリなものをそれぞれに、選んでいかれました。
皆様、おっしゃられていたのは・・・一目ぼれ。
お嫁入りした商品を思い出しては、お客様の顔が今尚浮かんできます。
布のストーリをお話していると、その歴史の深さと作り手のエナジーを感じられて、涙を流される方もいらっしゃいました。

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カディーコットンのものは糸の節のある手紡ぎそして手織り、空気感がありふんわりとしたその素材感が作り手のぬくもり、そして天然の美しさを感じさせてくれていました。また、シルク素材のものは細番手でほどよい艶があり、時折織り込まれている金糸と透け感と、品性がありました。
繊維の奥深くまで染められた青・赤・茶・緑・・・
アラビア海を漂う穏やかな波色のように深く、天高く澄み渡る空の色のように、太陽に照らされて赤く燃えるような大地のレンガ色、荒涼としたカラカラの大地に茂る草木に包まれているような薄い黄緑色・・・。
流動的な草・花、夜空にまたたく数々の星たち・コインにアーモンドなどと、シンドゥー地方にルーツを持ち、日常の暮しの中から生まれてきた伝統柄をモチーフに捺染されたこの布を眺めていると、太古の人々の暮しへと思いを馳せタイムスリップすることになります。そうして、深く澄んだその色が身を包む時、自然と一つになれるような安心感がアジュラック・草木染めの魅力です。
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21もの工程を経て、完成するアジュラックプリントですがどれもとても薄い生地で、破れることなくよく耐えているなとおもいます。というのも、下地染め・捺染と、度重なる工程を踏むたびに洗いをかけられているのですが、ザバーザバーと布を水に浸しては、上から下へとコンクリートの縁にたたきつけて水を飛ばしていきます。その作業を工房の傍らから見ながら、これはかなりの労力だなと感じたものです。
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太陽を燦々と浴びる布たち

インドでのアジュラックは切りっぱなしで、ムスリムの男性が使うものとされています。
日本の風呂敷のように多様な用途があり、日常生活に根ざし使われています。
ある時は端を縛り買い物袋に、ルンギーに、スカーフとして、そしてムスリムの人たちの祈りの時刻には、地面にひいて。
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大陸・海を越えて、日本へとやってきたこの布が、日本ならではの用途へと変化していく事がまた面白いところですね。それはまた使いながら感じていきましょう。
私は近日インドへ向かうので、一枚をバックにしのばせていきます。しばしの帰国です。
ショールとしてはもちろんのこと、バックに、肩掛けに、スカートに、シーツにと、肌身離さず、旅のお供をしてもらいます。どんな風に色が変わり、素材感もやわらかくなっていくのか・・・使うたびに変化してゆく様が楽しみです。
現地の方はケガをした時に、木を添えて足に巻きつけると聞きましたが、裂いたりして使う覚悟は私にはまだありませんけれど。。。

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展示会から数日後・・・
写真だけで気に入って下さったお客様へ、スカーフをお送りしました。
数日後・・・「届いたわよー」という連絡があり。
そうして初めて手にされ、「写真以上に魅力的で、作り手の力が宿っているわね」
と、とても感動されていました。

これから生産者にも、展示会のご報告をして、喜びを共に感じたいなとおもっています。

どうもありがとうございました。
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               工房の周りで出逢った学校帰りの子供たち

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by ikimono-no-oto | 2011-09-10 00:11 | 展示会