カテゴリ:“生きものの音”プロジェクト( 10 )

今年の干支は『戌』ですね。
昨年の「酉年」は、植物で例えると実が熟す年。
そして、今年の「戌年」は、熟した実を収穫し終え、とりきれなかった実が枯れ落ちる。
それはまた、次のサイクルを生み出すための必要な過程。
大事な事は「本体の木を守る」こと、そして「地盤を固める」こと。
そして新たな何かを産むことが出来るように、努力を惜しまず新たなスタートの年へ向かいたいとおもいます。
また、犬の多産性にちなみ、子宝に恵まれるんだとか(^^)犬のような人懐っこさも学びたいものです。

それから、
仏の根本、無量の光を照らすとされる「阿弥陀如来」が守り神の年。
一人ひとりは「孤独」ではなく、いつも側で見守ってくださる方が居る、
そんな意識の芽生えから、感謝のこころを育めそうですね。

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今年は、「生きものの音」のユニット結成から10年周年を迎えます。
当時を振り返ると、3人の音楽家とのそれぞれの出逢いが全ての始まりでした。
異なる民族音楽が森の中で即興演奏をするという実験的なライブをはじめ、CDまで制作という流れへ。音楽家と作品を世に残すという運びは全く予期せぬことで、私にとってもこの作品を通じ「音」への関心とその意味を感じていく日々でした。

1000枚しか発売していないCDはほぼ、聞き手の方へ渡りました。
生活を潤す「音」として
ニュートラルに戻るために
心に響く音楽であるという声を多数頂いてきました。
その音の魅力の根底には、森の中の「生きものの音」までもをひろう、という試みを叶えて下さったプロの音響さんの力があってこそです。

音楽家が楽譜もなく即興で「音」を奏でることは、本人のアイデンティティ、ルーツそのものであり、そこにあった風景、そして規則性の計れない「自然の音」が重なったものだからこその不思議なリズムと息吹を感じられる、新しく色あせない音楽となったのだと思います。

ライブになると、更にその魅力は増し、聞き手のとらえ方から、別の意識が生まれてきます。
「音」とリンクすると自身の記憶、想像力を引き出せる、という経験をされる方もいらっしゃると思います。そんな一種の「心理的療法」でありながらも、「音」を聴くことは、音楽家と聞き手の互いの交信です。


自然の尊さの恩恵で、「感じる心」を日々学び磨いていく修練を続ける私たち。
私たちには聴覚が備わっていますが、どんなにたくさんの音を聞いていても、集中力次第で一つの音だけを聞くこともできるし、三重奏も四重奏も幾重にも重なる音を聞き分けることができます。聞き方の「意識」次第で聴覚をコントロールできてしまいまうのですね。
そして、「音」の波動はからだにも、心にもリアルに働きかけてくるので、本当に不思議なものです。
「音」には様々な表現法がありますが、どんなジャンルであれ共通するのはやはり「心」との直結。聴きたいものだけではなく、外から受動的に荒い振動を聞かされ続けるとその「音」は不快なものものとなり脳までも狂わせるほどの力があります。
だったら、脳を休める音、そしてその効果はいかなるものかとそんな事に関心を寄せます。

私たちが音を聞く場、ライブへ出かけるとします。
その目的は様々。
私の好きな「音」の感覚としては、そこにある「音」に委ね聞き入るために静かにすわるだけです。何のアクションも無しに、聴こえてくる音から私自身の「記憶」が蘇り、頭では過去と未来を行き来し、心では想像力が広がる気がします。
そうして、新しい自分を発見する事が多くあります。

「自然」は人、動物、植物の知恵で整えたり、絶つことはできるかもしれません。
ですが、「命の根源」、魂のコントロールは誰にもできません。
そこには、刻々と変化する「流れ」という命の営みがあるだけです。

自然にゆだね奏でる「音」、「意識」のリンクこそ、無形の尊さを一層深めてくれるのではないかと思います。そして、聞き手一人一人の中にはきっと「心の空間」ができ、良い世界が広がるのではないかと思います。

前進あるのみという時代には、紐が絡まり、そのほどき方が分からなくなるもの。
少し立ち止まることが必要です。物事を破壊と創造だけでなく「維持」させるためのイマジネーションを働かせ、考える力を養わなければ行動は、「我が事だけ」に終わってしまうでしょう。
現に世界中でそのフォースが広がっています。

私たちには「意識」という目には見えないパワーが秘められていると信じます。誰もが「無意識」でも生きられますが、「意識」を使って生きる事で人生の素質を上昇させ、マインドを磨くことができます。
からだの健康法には関心があるのに、心の健康法を重要としないのはなぜなのでしょう?
見えるもの見えざるもの、二つの世界が存在するのならば、自分の体験をかみ砕いて消化させないと消化不良は気の毒です。

今年は、本当に大切なことは何かに気づける、そんな一年にしたいと思います。そして、不規則の中にも重なりあう規則性は何なのかという不思議への興味に関心を寄せたいと思います。
みなさま、ライブが叶うように、どうぞ見守っていてください。
「内なる旅」がもっと楽しめるライブを「生きものの音」からまた発信していきたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願い致します。




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生きものの音プロジェクト」では、
複雑な民族構成をもつインド北西部に残る「信仰心」や暮らしを情景的に表現した手工芸品
そして、インドで延々と続くカースト制度の窮境から立ち上がり、「女性の人権向上」の歩を進めるための服作りに焦点を当てた活動を行っています。
インドの女性たちがものづくりを続けられる事で、人生の軌道に乗り、そして追い風が吹いてくれたらとそんな想いを胸に、インドの社会活動に貢献する方々と繋がってきました。
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独特な色彩感覚、少ないものの中から湧きあがる創造力と新奇なアイデア
何よりも、その技術の巧みさに目を奪われ「美しさの源」を感じさせられます。
そうして「自由に表現ができる」という彼女たちの喜びは、色となりかたちとなり、黙々と針を運んだその作風には、エナジーが満ちています。f0227590_13261317.jpg
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そんな「魔法の手仕事」をする人々は、男性社会の中で存在を軽視され、そして一番小さな社会である家族にでさえも、自由な意志表示を許されてこなかった過酷な生活環境下に耐え忍んだ女性たちです。生活することもままならない弱い立場の中で生きる女性を対象に、インドのNGO団体のサポートの元、トレーニングが行われ「刺繍の知識」とその「技法」の伝承もまた生き長らえるように・・・そんな願いも込めて、日々スキルを上げながら服作りに取り組んでいます。そうしてものづくりが出来る事は、作り手の生きがいの源になり、そして習得した技術の「果実」と引き換えに報酬を受け取っています。

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人の手で築きあげてきた文化とその暮らしの実りに心服し、伝統技法の装飾に吸引力を感じます。かたちは精神を映す鏡のようなものだからでしょう。

社会背景を語りかけてくるもの 
+α 異文化ならではなユニークさをスパイスに
造り手の創造力が着る人のこころを豊かにしてくれるように、喜びのサイクルが続いていけるように「魅せられるかたち」をこれからもご紹介していきます。
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Oldサリーの手刺繍は美しく、その布端をリボンとしてさまざまな装飾にアレンジできます。
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手織りのOrganic cotton に鉄の染料で木版捺染 の布

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oldサリーを二重にして、全面を刺し子でチクチクと仕立てられたショール。
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イスラームに伝承される木版捺染の草木染布「Ajrakh」。青を基調とした色彩、そして放射状に広がる草木や星の伝統柄が美しい。両面に手捺染が施された職人技もすばらしい。



こちらでご紹介しました一部は、
「福岡アジア美術館併設ミュージアムショップ:uchu-do-space」にて
お取扱いしています。

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住所:福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階
電話・FAX:092-262-8006
HP: http://space.uchu-do.jp/ メールアドレス:mail@uchu-do.jp
営業時間:10:00 – 19:00
店休日:水曜休館日
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展示会から帰る道すがら、
とめどなく行き交う国道6車線沿いで眠りにつくお花畑と出会いました。
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明日の朝、花たちはどんなふうに開くのかな?金環日食で朝でも夜と錯覚しつぼんでしまうのかな?
自然の中で暮らす植物・鳥や昆虫の変化もみれたら面白いですね。
おやすみなさい。
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東方航空を利用し、夜中2:30のフライトで上海経由にて無事に帰国しました。

インドではネットCafeに通うも書き込み途中で突然襲われる停電の日々、、、書き込み中の文章は全部消えてしまい何度も何度も文章を書いてる事がいやになり、そしてしまいには写真の取り込みも出来なくなり、そうしてブログ更新から縁遠くなってしまっていました。
パソコン上では写真がみれなくなったものの写真本体では保存ができていたのでそのまま数ヶ月間、撮り続けました。
そして帰国後、期待していたのに、していたのに、、、、、
私のパソコンでも写真の取り込みができず、カメラ屋に駆け込むも解決せず。
最後の頼みの綱に、パソコンのエンジニアでたのもしい友人Yくんに相談。様子をみてみようという事で即送付。なんと。。。
ウイルスにかかっていました。そして到着後、直ぐに「何とかなるかも」というお返事。
現在彼に復旧を頼りきっているところです。
夏のインドははパソコンが壊れちゃうので持っていくのは危険だよ
という噂からパソコンを持っていかなかったものの、結局ウィルスに犯されてしまっては、
ウイルス対策がされていないインドのネットカフェといろんな人が使いまくっている友人のパソコンは、危険だったな。そうしてYくん、あなた様の才能に改めて感謝しております。
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今日はラオスの器をもって、あるお宅へおじゃましました。
引っ越してまだ間もなくでしたのに、訪問のご依頼をくださいました。
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これまでも、多数のラオスの器と木のカトラリーを食卓で使われており、
口のあたりの良さ、重ねた時やお皿にあたる時の音など・・・金属とはまた異なった木のぬくもりの魅力を、存分に語ってくださいました。

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一つひとつ、手にとられては作り手の思いを、心へとしまっていかれてるかのように感じさせられ、
そして人から人へと伝えられている手仕事の確かな技術に対しても、じっくりと吟味されていました。

日々、ラオスで手仕事に情熱を注ぐ工房の皆に、この様子を見てもらえるようにと、
ご報告しようとおもっています。ありがとうございました。
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軽トラ市2日目ですが、大雨にてイベント出展を中断しました。
お足元の悪い中にもかかわらず、その後もご来場頂いたお客様に、深くお侘びを申し上げます。

福岡県内、出張販売も行っていますので以下アドレスへお問い合わせください。
ikimononooto@gmail.com


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世界の民族音楽×ピアノ 好評シリーズ第三弾。
今年は北インドの古典楽器・シタールとの即興と共鳴。
響き合うスチール弦の世界に包まれながら、満天星の旅に出かけてみませんか?
イマジネーション豊かに広がる奥深い響きと、そこから感じられる壮大な宇宙の法則。
ゆったりとした時の流れをお楽しみください。
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                                    「Cosmology」
 
出演
伊藤公朗(シタール)            
Anjali Indian Music  www.anjalimusic.jp 
・ササマユウコ(ピアノ・進行)
 音のまにまに www.otomani.com

日時・20101119日() 19時開演(18時半開場)

場所・新宿コズミックセンター8階 プラネタリウム 
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=683

定員・140名   /   入場料 1.500円

前売券 ①電話予約 03-3232-5121 コズミックセンター
    ②新宿文化センター窓口購入 ( 9時~21時 )         
※ 電話予約の際は1週間以内にお引き換え下さい

当日券・・・ご来場前に必ずご確認ください。
※チケット予約10月5日より

■効果音 斉藤鉄平(波紋音)
■音響  石橋守
■コーディネイト ササマユウコ

協力
・生きものの音プロジェクト(石井寿枝) http://ikimonooto.exblog.jp/
・BABY in ME+サポーターズ   www.baby-in-me.com
・アナンダ工房           www.anandakobo.com
・BEN-TEN Records http://www6.ocn.ne.jp/~ben-ten/

◇主催・ご予約 (公益財団法人)新宿未来創造財団 学習・スポーツ課 03-3232-5121

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「生きものの音プロジェクト」から、メッセージをこめて葉書を製作しました。
雑貨屋・Cafe・ギャラリー、LIVE・イベント企画時にて、全国で配布しています。
葉書をみかけられましたら、是非お持ち帰りください。
お手紙に栞に、と様々にご活用いただけますように。


・Designer / 鈴木千尋
・Photographs&Illustration / 生きものの音プロジェクト
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「旅する音楽Ⅰ」
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演奏:ササマユウコ(ピアノ・ピアニカ)×等々力政彦(トゥバ音楽家)

日時:2010年9月22日(水)  19時開場 / 19時半開演
場所:公園通りクラシックス・渋谷(東京山手教会B1F)
料金・前日まで予約3.000円 / 当日3.500円 ※予約受付中!


“生きものの音プロジェクト”で共演中の音楽家が綴る、東京⇔シベリア音紀行。
人生の喜びや悲しみ、雄大な自然を歌った、喉歌/フーメイと日本わらべ唄。
シンプルな旋律は、懐かしいのに新しく、静かに深く私たちの心に響きます。
昨秋プラネタリウム公演で好評だったプログラムの拡大バージョン。
ご一緒に遥かなる音の旅に出かけてみませんか?

◇ご予約はこちらまで◇
公園通りクラシックス / Tel:03-3464-2701(17時~22時 月定休)
mail:BEN-TEN Records

協力:“生きものの音”プロジェクト

※詳しいライブ情報は、こちらからどうぞ。
http://www.otomani.com/tabion1.html

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いつ時も生きものは皆、「太陽」と「月」の下で暮らす

自然を敬い、気候・風土に育まれてきた土着の民の奏でる「音」
その音は人々の「祈り」となり、世代から世代へと大陸を渡る
互いに影響し合い、そして融合しあう時に
新たな「民族音楽」はその地に深く根をはりめぐらせてゆく

自然素材でつくられる楽器の音色から、遠い彼方より育まれてきたその音から
その人々の暮らしへと思いを馳せてみよう
それぞれの地に合った暮らしを感じられるだろう

自然から、そしていにしえの気持ちへと思いを馳せる時
今の私たちが持つ遠い記憶は、不思議な懐かしさへと
音が蘇らせてくれる
先人たちは音に何を託したのだろうか

様々な文化が交差するこの日本という地で
いつか来た道を人々は懐かしみ
その音は「心のふるさと」へと帰してくれる



「生きものの音」プロジェクトは、
巡りゆくいのち・土の香り・人々の祈りから生まれる音を大切に
「世界の民族音楽」を中心に童謡・子守唄・わらべうたの音楽ライブを企画しています。

太陽に抱かれながら、動物・植物・人と人と生きものの集うところを舞台に、
めぐりゆく季節の楽曲を、民族楽器から奏でます。
太古から変わらぬ豊かな「音」、今ここにある生きものの息吹の融合する音世界が世代を渡り繋がっていくように、「生きものの音」を紡いでいきます。





「生きものの音」プロジェクトのはじまり
2007年、真砂秀朗・ササマユウコ・等々力政彦によるユニットを結成。
秋空の下、東京・調布の森に三人の音楽家が集い、
聴こえてくる音に耳をすましながら、いのちのつながりを感じるままに
緑の風景の中で録音されました。
ルーツの異なる民族音楽家が紡ぐ音は、不思議な調和をもつ作品となり
CD「生きものの音」としてリリースされました。
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・Piano
・Khomus
(South Siberia)
・Indian Flute
(Native American)
・Bamboo Flute
(India)
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・At Morino-terrace
・Pueblo Drum
(Native American)
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・At Morino-terrace
・Doshpuluur
      &Igil
(South Siberia)


これまで、2007年調布「森のテラス」、
大磯・聖ステパノ学園内「海の見えるホール」、
山梨県・白州「べるが 陽だまり広場」にてライブを行いました。

ガラスのドーム「べるが」ではキャンドルアーティスト“Chu-buru Deco”によるあかりが燈り、秋空の夕暮れ時を、よりいっそう美しくドラマティックな一夜となりました。 
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山梨県・白州
「べるが 陽だまり広場」にて
(ゲスト出演:シタール 伊藤公朗 / タブラ 吉見征樹 / ムビラ トンデライ・ティリコティ )



CD“生きものの音”に関するお問い合わせ、
またCDをお取り扱い頂けるお店さまやライブ企画につきましては
“生きものの音”プロジェクトまで、お気軽にお便りをお寄せください。

お問い合わせikimononooto@gmail.com 
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