カテゴリ:文化・芸術を育む広場( 5 )

山々に囲まれた長崎県・対馬。
この地ならではの海風にも負けない知恵が息づく人々の暮らし。
対馬を愛する島人と出会った先に見つけたものとは…。

「人と出会い、ふれあうからこそ見えてくるものがある…」
と語る長倉洋海さんが出演される番組のご紹介です。

◎BSジャパン「写真家たちの日本紀行―対馬の旅」
番組HP→ http://www.bs-j.co.jp/shashinka/

※二週連続で放送されます。
第一回目  8月4日(土)19:30~20:00
       8月11日(土)14:00~14:30(再放送)

第二回目  8月11日(土)19:30~20:00
        8月18日(土)14:00~14:30(再放送)

■長倉洋海
戦火のアフガニスタンそして世界の紛争地や辺境の地で、20年にわたって取材してきたフォトジャーナリスト。人と出会いふれあいから見えてくるその土地の現状を写真に残します。
昨年は、東北の震災地で逞しく生きる子供たちの姿と思いを綴った作文が共に写真集に収められました。人と人が励まし合って支えあう中で未来への希望を抱き続けていること。子供たちの支えは親であり、また子供の笑顔が親の安堵となる。そしていつも傍に友達がいてくれる。子供たちの明るさや生きる強さを感じられる写真集「「だけど、くじけない ~ 子どもたちからの元気便」は、全国の書店に並んでいます。 【ISBN】 978-4-14-081419-9 C0095
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◎手仕事フォーラム
http://teshigoto.jp/
「日本の優れた手仕事を発見するために、全国を巡る調査を行い、
より良い手仕事を目指す作り手たちと、手仕事の美しさについて語り合います。」


歴史福岡県秋月には、手仕事フォーラム直営店「秋月」があります。
緑豊かな自然に囲まれた福岡県・秋月、
清流の音を聞きながら、季節の香りがしっとりと漂う店内はゆっくりと丁寧な時が流れています。
店内には、日本全国の名もなき職人たちの手から生まれる美しい民藝が凛と佇み美しい景観の中でお買い物がたのしめます。
私はこのお店に行く度に、自然の織り成すものから溢れ出る美感から、より深く感性を磨かれます。
そして本当の豊かな暮らしは「実用的な手仕事のうつわたち」から日常使いの中で感じていただけるはずです。のんびりと、「秋月」へおでかけください。
http://akizuki-teshigoto.com/
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今年で20回目の開催となるアジアマンス。毎年9月から始まります。
アジアの玄関口・福岡とアジア諸国と文化交流のイベントです。
個人的に楽しみなのはアジアフォーカス映画際。(9月17日~26日)
アゼルバイジャン・タジク・イラン映画を楽しみにしています。
◎日程スケジュールはこちらから。

アゼルバイジャンといえばキリム。
トルコやイランのキリムよりも簡素な幾何学模様で、優しい色合いのグラデーションに、
織り目の細かな手仕事でより洗練された魅力があります。

音楽も、また、素晴らしくここで一枚オススメCDを紹介します。
音楽家:Alim and Fargana Qasimov
『Music of Central Asia Vol,6』
コーカサスや中央アジアのトルコ言語文化圏の古典音楽・ムガームの伝承者、
吟遊詩人のAlim Qasimov と情熱的な歌声が美しい娘のFargana Qasimovの共演CDより。
叙情詩調の語りに、しなやかさと情熱的な歌唱を中心に
擦弦楽器・カマンチェ、撥弦楽器・タール、ウード、笛・バラバン、といった民族楽器による伴奏にメリスマの調和がなんとも絶美な音楽でございます。
※You CubeでもドキュメンタリーPVがあります。
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ザパリ研究所が韓国より来日、
3人のメンバーによる公演が行われました。

物語は、済州島の代表的な民話から。
美しい島の風景を舞台に、山で暮らし海にと共に生きる一人のお母さんとその子供トキの物語。

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f0227590_21285511.jpgセットはシルバニアファミリーみたいな小さなわら葺屋根のお家だけ。

始めにパフォーマー自身による日本語の解説が少しあるのみ。(よく勉強されています!)
言葉はほとんどなく、オノマトペで交しあいます。

お母さんが洗濯をしている時のこと、家の中で泣きわめくトキにそっとゆりかごを揺らし子守唄であやす。そして日々忙しく働く海女の母。そんな日常を繰り返す質素な暮らしぶりから、韓国のあったかい母の逞しさや強さを感じます。この演目は人形劇でもあり、演劇でもあり、いろんな要素が織り交ぜられていてユーモアたっぷり、遊びをどんどんこちらに投げかけてきます。台詞はほとんど無いそうで、突然その場にいる子供の面白いしぐさをまねたりと、かなりの即興性で会場を笑いの渦へと巻き込んでくれました。
人形劇の場面ではパフォーマーはクロコと化すのかと思いきや、全く影を潜めることもなくその人形になりきり、犬に、猫に、鶏になり、全ての生きものが共存しあう世界は、おとぎ話のようでもありました。

シーンが陸から海へと変わるときのこと。
これといった舞台装置も何もない中、蛍光灯に雑多に貼られた青いフィルムの明かりが、辺りを青の世界へと変える。
人形をあやつるパフォーマー、
海女の母はもぐってはさざえを採り、海面にあがってはまたす潜りをして、と繰り返す。こちらまでなんか良い心地、いつの間にか身体がゆれてる~そんな風に一緒に海にもぐっているような感覚になったりもする。
この劇は淡々とした日常を、コミカルに演じられてて、とにかく面白い!それだけでなく、この三人の全身を使ったその表現力から、舞台の原点を感じさせられました。
民話は今日まで継がれてきた先人たちの感性の集約である、
ある人の手にかかればそのものの世界が国境を越えてこうして笑いと共に語られていくんだなぁ。
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セットづくり、演出、パフォーマンスを全て3人で行うそう。とっても味わい深い作品にとっても感動しました。
これから注目されるであろう!若手のすばらしい劇団でした。
後々に聞いた話によると何度も同行しているはずの音響さんまでがこらえきれずに笑っていたそうで、どれほど即興力が豊かな表現者なのか、とますます興味深々に。
笑いは世界共通だ。

これから名古屋など、数箇所にて巡回公演されるそうです。
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・子供と大人が共に育ちあう広場“福岡東部子供劇場”
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