インドから2017年を振り返って。

約4000年前、この大陸には「インダス文明」が起こり、人類の深い歴史をもつインド。でも、その歴史が育んできた思想的遺産は近い将来、崩壊するのではないかと思わされます。

破壊、再生、平安、そして破壊の前にある生みの苦しみ「カリユガ期」はやはり本当なのでしょうか。

YOGAの爆発的ブーム、これほどまでにフィットネス化し、ビジネスマインドが先行してしまったのもその前触れに過ぎないのかもしれません。


私にとって「YOGA」とは、「心の平安」を感じる時間。

アサナ、呼吸法で得た経験をもって自己(アートマン)を探求するための「内観の方法」であり、「真実」とは何かを問うこと。

月と太陽のバランスを整え身の健全さを育みながら、自分にとって調和する「心地よい場」を知る事。

Buddhiの存在を知り、正しい道を進むための「感覚」を育むこと。

日々の気づきから精神性を育み、魂を磨いていく道。

今生、頂いた命の「カルマ」を全うするために経験を受け入れること。


世界中にYOGAを学ぶ人がいるのに一向に心の平和はやってこないのは不思議なことですね。

YOGAをする目的は様々なんでしょうけれど、忙しさを開放するために講師に癒してもらいに行くYOGA、もしくはフィジカルな理由でしょうか。講師免許をもらうためでしょうか?

また、YOGAのクラスは、大半の方が「講師との相性」で選ばれていることと思います。誘導が上手な先生はささやく様な声を持たれ、「委ねる」心地よさを教えてくれ、良きガイドとなってくれますね。
多くの気付きをくれるGURUに出逢えたらYOGAがアーサナだけではないとその学びもスピリチュアルに深まり、「講師免許を取得する」という目的だったはずの方も、「自分のエナジーリチャージのため」という軸へ戻り、「今」を感じる時間が増えていきます。

そうすると、あるべき「空間」が生まれてくるのですが、フィジカルに言えば、呼吸が沢山入るようになり、それはメンタルにも働きかけるので、「何事も受け入れてみよう」という「ゆとりスイッチ」が起動し始めます。

そこからが、本当のYOGAの奥深さを感じる「瞬間」、その訪れではないでしょうか。


まずは、「何を学んだのか」をクラスの後に振り返り、その経験を自分の日常に落とし込むことが大切です。

それが正しいのか正しくないのかの判断は、至ってシンプル。
その理解が正しいものなら明るいほうへ、
もしくは足を立ち止まらせてくれるキッカケとなるでしょう。そして良い経験は、家族、友達、と身近な人へ贈りましょう。

そのポジティブな意識の積み重ねは、人生を好転し、本来のあなたらしい人生となっていることでしょう。
自分を開花させるための準備、始めていますか?
そのチャンスは日々目の前にやってきています。

大きな波も小さな波もしっかりと受け止められる空間、

ふさわしい容器をもっていたいですね。


日本の多くのフィットネスジムなどのYOGAクラスではアーサナだけが一人歩きしていますね。

そもそもの座法「アーサナ」は、雑技団のようになる必要はないのですけれど。自分のキャパシティーの中でが大前提です!自分を傷めない。


からだのある場所を働かせたいとしましょう。

そのためのポイントを意識し気持ちいいところまで動かしてみる。ムリにからだを動かさない、無駄な力は要れないので、より呼吸に意識を向けれる。

=「気が巡る」
そしておまけとして、続けるうちに、いつの間にか体が更に動くようになってるかも!?この様に体への負荷をかけない「ゆとり」が、心の安定となり、アーサナも安定してくる。というプロセス。

私は「心ありき」でからだは作用していると思っています。

この様に、アサナから、呼吸、心の状態を体の静・動から観察し、相互に作用するんだと学んできました。

さて、話は変わり。

インドには大変多くの日本人がお仕事の関係で駐在しています。
YOGA人気もここ1年で凄いことになりました。

インドで、日本人の先生が日本人にYOGA TTCの免許を発行するのが流行りで、駐在妻たちはインド=YOGA=TTC」

講師免許をもらって日本に帰っても仕事になるからとYOGA講師を熱望。
そんな仕事目的でYOGAを始めてみるという人が本当に多い。

手段はどうでもいいのだけど、YOGA講師になる目的が恐ろしくフィジカルなYOGAばかりが目立つのは、その種が、目的が、ビジネスマインドだからだ。


マニュアル通りには動けないタイプの私にとって、とても危険な傾向だなと思うのです。メンタルでは生徒自身でガードができるとしても、からだの使い方を知らない講師からアーサナを教わると怪我が増える可能性もある。
生徒さんの体質、個性もまた、一人一人違うのだから。

また、時には病を緩和したくて本気で自分と向き合ってる最中の方が来られるときもある。とはいっても、生徒にも講師から受けとるものがあるから、これも相性なのだけど。

ともあれ、YOGA講師はヒーラーのようであり、体の構造を知る事も大事、そして何より、相手に寄り添いメンタルケアをできるのか?も大事なポイントだと思う。医師ではないけれど、心のケアをし、励ましてあげれるだけの人生経験をもっていたいと私は思う。
体とからだ、心とこころとお互いの循環を生み出すYOGAの世界はフィジカルだけでは本質に触れていない。
体だけなら、フィットネスとか体操でいい。

YOGA講師になるのは本当に簡単な事ではない。

講師になるのは、自分の役割に目覚めた時でいい。

自分のためにと、YOGAを深める人の姿はよっぽどセンスが整っていて、とても熱心だ。


YOGAの教えは、
精神性の深さをいかに私たちが秘めているのかという事を正しく紐解く方法なのではないか。
ご自身の中で「理解」が深まれば、講師に頼ることを離れ1人黙々と、1日中切磋琢磨する事、初めてみてください。

自分のペースを保って進みながら学ぶ。
そしてその体験が「真実」を教えてくれると私は日々感じます。


それから、今すぐ始めれること。
お風呂では毎日からだを洗いますが、心はいつ洗っていますか?
1日1回、自分だけに感じる心地よい空間で、少しだけ静かに座る時間をつくってみてください。

ただ、呼吸に意識を向けて「今」の時間をあじわってください。


一人一人が授かった本来持っている高い意識を、この混沌とした時代に最も大切なことだと思えてなりません。



なぜ、先生が居ないとYOGAが出来ないのですか?
自分にフっと落ちていく経験を深めれば、先生のガイド(=他力)を借りなくても良い日が必ずやってきます。

まだ先生を必要とするのなら、その理由の一つとして、自身の「空間がないから」ではないかと思います。「忙しさ」で自己観察する暇もない。

だから時間はつくるけど、講師に導いてもらえるYOGAクラスでと。


一人の時間こそ、沢山の気づきがあります。

自分で閉じてしまっている蓋をあけるカギはきっと自分の首にぶら下がっている、そんな気がします。


今年を振り返っていたら、いつの間にかYOGAについて感じたこと、書いていました。読んで頂き、ありがとうございました。


来年、またどこかでYOGAのクラスを再開できたらと思います。






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by ikimono-no-oto | 2017-12-28 20:45 | YOGA