洗い場から
川の流れと共に生きてきた布職人。
水無くしては布が染められないからだ。
かつて川が流れていたエリアでは乾燥で水が乾いてしまい、水を求めて村の場所を少し移しながら、なお布づくりを続けている。
現段階では井戸を掘り、水を確保できている。
「あと30年以内にはまた水を求めて、もっとインドの南へ向かわなければならないだろう。」
と職人はそんな予測をしながらも、10代続く伝統を絶やさないためにと、今出来る事にベストを尽くす。
布を染める水は大地へ還し、村の田畑を潤すのだ。
貴重な水はこうして暮らしの中を巡っている。
水無くしては布が染められないからだ。
かつて川が流れていたエリアでは乾燥で水が乾いてしまい、水を求めて村の場所を少し移しながら、なお布づくりを続けている。
現段階では井戸を掘り、水を確保できている。
「あと30年以内にはまた水を求めて、もっとインドの南へ向かわなければならないだろう。」
と職人はそんな予測をしながらも、10代続く伝統を絶やさないためにと、今出来る事にベストを尽くす。
布を染める水は大地へ還し、村の田畑を潤すのだ。
貴重な水はこうして暮らしの中を巡っている。
by ikimono-no-oto
| 2017-03-14 23:52
| 「SANTULAN」の布衣